15年以上続く品質管理体制社内フィードバック
システム
大宮日進はものづくりの会社として重要な情報共有の場としてミーティングを実施しています。人から人に伝える情報もラインの一部とみなし、不良品に対する原因究明と対応策の共有を毎日、リアルタイムに行っています。
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毎日欠かさず情報共有を
15年以上大宮日進は、不良品の情報、機械トラブル、検査課からの情報など、品質に関する情報について、毎朝ミーティング時に社員に共有する取り組みを続けています。この取り組みは15年以上、毎日欠かさず続けており、不良品の流出を防ぐ根本的なシステムとなっています。また、各部署には「品質・機械トラブル」に関して気づいたことを報告できる用紙を設置しており、些細なことまで社員がアウトプットする仕組みで運営しています。
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情報共有を支える
オープンな社風大宮日進は、一般的な組織と同じく鍛造課・生産技術課・品質課といった縦割りの部署が存在しますが、情報共有に関しては常に横断的に、「横のつながり」を重視した体制を整えています。これには業務のルール化はもちろんですが、それ以前に社員同士のオープンな人間関係が重要と考えています。シンプルに、仲がいいこと。人間関係の良さを重視することは、実は品質管理体制に大きく関わっています。
QUALITY品物の良し悪しが
分かる目を
品質を良くする、手直し品を少なくする、もし変化させたことがあれば記録に残す、など、品質に関する事柄は社内で共有することが大前提です。しかしそれだけでは良い製品をスムーズに作り続けることはできません。そもそも、良い製品とはどういったものか?を判断できる「目」が重要になります。大宮日進が今さらに力を入れているのは、この「見る目」を養うこと。検査だけでなく、鍛造現場の社員が、外観を含めて良い製品かどうかを判断できるようになれば、鍛造の精度はさらにアップします。この判断ができる社員をさらに多く増やすために、今後も努力して参ります。